来年度の保育園申込受付が本格的に始まりました!
Fiikaでは保活に役立つ情報をお届けするべく、10月13日にオンライン座談会「保活経験者が語る保育園選びのポイント」を開催しました。
イベントでは保育園選びで重視したこと、保活戦略と情報収集方法、実際に入園してみて重要だったポイントなどを、2〜3年以内に保活を経験した4人のママが話し合いました。
・ちえ(司会者):静岡在住ママ。2歳女の子。東京都目黒区で認可・企業主導型保育園保活を経験。2019年、2020度保活。
・こっしー:横浜在住ママ。3歳男の子、6ヶ月女の子(2018年度川崎市にて保活経験済み、来年度に向けて第二子の保活中)
・とも:横浜在住ママ。3歳女の子、6ヶ月男の子(2018年度川崎市にて保活経験済み、来年度に向けて第二子の保活中)
・なな:横浜在住ママ。3歳男の子、11ヶ月男の子(2018年度保活経験済み、来年度に向けて第二子の保活中)
こっしー:0歳6ヶ月での入園だったので、安全面を重視して選びました。また、持ち物が多いか、保護者の負担が重くないかもよく見ていました。でも一番重視していたのは保育園の雰囲気。見学では先生や子どもたちが笑顔でいるかどうかに注目していましたし、こっそり保育園の外から普段の保育の様子を見たりもしていました。お散歩中の保育園の子たちがいるときは、その様子も気をつけて見ていました。
とも:フルタイムで復帰予定だったので通勤しやすいよう立地を重視していました。先生の雰囲気もよく見ていました。20園くらい見学していると、どの園も雰囲気が良く設備も綺麗でだんだん優先順位がわからなくなってきたので、自分の肌感覚に合うというところも重視しました。
なな:保育園の綺麗さ、見学の時の先生の子どもたちへの対応を見ていました。
ちえ:先生たちの残業が多すぎないか、スタッフ配置が十分かはよく見ていました。朝いる先生が夕方までいると疲れてしまうと思うので。
全員共通で重視していたのは、”保育園の雰囲気、先生と子どもの様子”。Fiikaアプリですでに気になる保育園に実際に子どもを通わせているママの話を聞けるといいですね。
なな:市役所によく通っていました。自分の利用調整点数を聞いて、希望園とマッチするかを確認していました。市役所の担当者によると、私の点数では厳しいかもしれないということだったので、あまり人気が集中していない園の情報も聞いて、実際に見学に行ったりもしていました。直接市役所で相談すると、ホームページでは出ていない情報も教えてくれたりしました。運が良ければ昨年の倍率なども聞けたりしました。
あとは保険として、横浜保育室(認可外保育園)を1園確保していました。
とも:たくさんの園を見学したので、見学に行くたびに、前回の園とどちらが高いかを記入して優先順位をつけていました。
市役所にもよく通って相談していました。
厳しいかもと思ったので、夏頃に認可外も押さえておいたことが心の余裕につながりました。教育面などで押さえていた認可外にとても魅力を感じていたのですが、家から近い認可保育園で内定が出たのでそちらに通わせることになりました。
こっしー:点数で決まるならがんばっても仕方ないと思い、あまり市役所に通ったりはしませんでした。入りそうな園を希望順位に入れることで入れたと思います。
情報収集は、園見学のときに一緒になったママたちと、他に見学した園の雰囲気を聞くなど、情報交換をして集めてました。
市役所でしっかり相談すること、そして、保活をしているママをつかまえて情報交換をすることがキーになりそう。Fiikaアプリで近くで保活をしているママが見つかれば、実際にママが見学した様子を聞いたり、情報交換がしやすいですね!
こっしー:小規模園に入れました。良いギャップは、0歳児の安全性を重視していたのに、実際入れた園は0歳児を受け入れるのが初めてだったところ。心配したが、逆に手厚く見てくれてありがたかった。持ち物がすごく少なかったのもありがたかった。また、小規模園は園児が少ないからか、インフルエンザやプール熱などの流行病に全然かからなかった。マイナスなギャップとしては、辞める先生が多かったのは驚きました。
なな:乳児認可園に入れました。良いギャップはアレルギー対応がスムーズだったこと。
入って気づいた改善して欲しい点は、お昼寝後が基本的に室内遊びなことろ。夜早く寝かせるために体力を使い切って欲しい、外で遊ばせて欲しいと思いました。
とも:認可私立園に入れました。見学時には気づかなかったけれど入ってから良いと感じた点は、制作物を作って掲示物を貼ってくれたり、食育をよくしてくれるところ。
入園後、ここも重視しておけばよかったと思った点は、5歳まで通わせるなら、習い事通わせる保育園が良いのかなと思いました。働いていると習い事に通わせる時間を捻出するのが難しいので。
アレルギー対応や制作物・食育など具体的な園の対応についても、気になる方は是非気をつけて見てみるといいかもしれませんね。
こっしー:ギリギリまで働いていたこともあり、子が1ヶ月の頃から短期集中型で見学しました。
とも:絶対に入園させて復職したかったので、5月頃に電話をし始めて秋頃に見学しました。もし1次募集に落ちそうな人は、10月に保育園の募集が始まってしまってからも、2次募集のときのために認可外、小規模園を見学しておくと良いかと思います。
妊娠中から保活を始める人も、生まれてから短期集中型で始める人もさまざま。ご自身や赤ちゃんの体調も見ながら、自分にあったペースで進められるといいですね。
Q.保育園の希望園順位はどれくらい書きましたか?
A.こっしー:8園ほど。
とも:20園ほど。沢山書くことで安心感はありますが、自宅からの距離が遠いところに毎日通うのは難しいので、実際に通えるところのみ書いた方がいいと思います!
Q.ベテランの多い公立園、少ない私立園で迷っています。
A.こっしー:若い先生の多い小規模園と、ベテラン先生が多い認定子ども園と、どちらにも通わせたことがあります。若手の先生の良いところは元気がある、全力で遊んでくれるところ。ベテランの先生の良いところは、トイトレや、教育的なアドバイスは的確で安心感があるところ。どちらもデメリットは感じたことはないです。
Q.持ち物の多さはどのように確認するのでしょうか?
A.質問をして確認しました。具体的な質問事項としては、「手作りのものはあるか?」「布団・シーツは用意する必要があるか?」「手口拭きタオルは必要か?」「着替えの頻度はどのくらいか?」「おむつは持ち帰りか?」「お尻ふきやおもちゃは持参か?」
見学の時に部屋の入り口に手口タオルや服などいろいろ置いてあるので、その多さを見るのも1つかなと思います。
Fiikaでは保育園についての情報を簡単にメモできる機能を開発中です。ぜひ使ってみてくださいね。
Q.企業主導型のメリット・デメリットは?
A.ちえ:メリットは保育士の配置人数が企業主導型の方が多いところだと思います。企業はお金を払って枠を確保していますが、必ずしも確保した分の子どもが預けられていないことも多いので、人数に余裕があるところも多いです。実際に何人の園児が通っているか聞いてみると良いかもしれません。
デメリットとしては、オフィス街にあったりして認可より狭いところもあるので、入る前に見学はマストだと思います。もちろん、認可より広い園もありますよ。
いかがでしたか? 多くのママが保育園選びの際に重視している保育園の雰囲気や保護者の負担は、実際に見学に行ったり聞いてみないと掴みにくい情報かもしれませんね。情報戦と言われる保活をいかに乗り越えていくか。市役所に通ったり、周りのママたちと情報交換しあえると心強いです。
Fiikaではプロフィールのわかるママ同士のマッチングアプリ。お気に入り保育園も共有できるので、近所の保育園について情報交換できるママを見つけやすくなっています。イベントやオンライン情報では見つからない情報だからこそ、Fiikaを使って保活を一緒に乗り越えられる同志を見つけてくださいね!