こんにちは!Fiikaインターン生のわたなべです。今回は保活激戦区【横浜市戸塚区】にて、第一子保活に奔走した筆者の1年間をレポートします。
「保活ってなんか大変そうだけど、どんなことから始めればいいの…?」「保育園を選ぶときのポイントって何があるんだろう…?」「激戦区で認可園入園を目指すには、どんなプランをたてればいいの…?」…そんなワーママの皆さまのお悩みに、本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
まずは保活激戦区で第一子保活を終えた筆者が感じた、保活を成功させるための4つのポイントをお伝えします。
①募集要項はしっかり読み込むべし
②保活コンシェルジュは効果的に利用すべし
③申請用紙は提出前に必ず添削してもらうべし
④保活は情報戦!は真。ママ友との輪を広げるべし
この後の体験談はぜひ、以上4つのポイントを頭の片隅に置きながら読み進めてみてくださいね!
共に総合職のため、出産前は北海道と愛媛で別居婚をしていた私たち夫婦の元に娘が誕生したのは2019年10月のこと。産前から里帰り出産で横浜市に戻っていた筆者ですが、市内随一の保活激戦区である港北区が地元ということもあり、ちらほら保活に苦労しているママさん達の噂が伝わってきました。
しかしながら、翌年4月夫の異動に併せて社宅に入る予定だった私たちには、ギリギリまで次の居住地は分からない状態……。一抹の不安を抱えながらも、比較的倍率が低く入園しやすいと言われる0歳4月の保活は見送らざるを得ませんでした。
そして2020年4月、現在の居住地である横浜市戸塚区に転居が決まりました。同じ横浜市とはいえ全く馴染みのない戸塚区……。調べてみるとどうやら港北区に次ぐ保活激戦区らしいということが分かり、コロナ禍&ママ友ゼロという状況で我が家の保活が始まりました。
一番初めに行ったのは、2020年度の認可保育所の募集要項を読み込むことでした。これは当たり前のことのようですが、横浜市の募集要項冊子は分かりにくく、かなり骨が折れる作業です(笑)
横浜市は市内全域同じシステムで選考のため、他の区の保活ブログでランクや加点について分かりやすく解説されているものを併せて熟読し、自分のランクと加点をまず確認しました。(参考にさせて頂いたブログの掲載許可を頂いたため、ご紹介します!)
その後、地図で通えそうな範囲の保育園をリストアップしていきました。その際ぜひ利用してほしいのがFiikaアプリ。自宅近くの保育園のリストアップやコメントをアプリ上に残したり、保活中の他のママのコメントを見ることができ、とても便利なんです。
調べていくと、戸塚区は横浜保育室*や認可外保育園が他の区に比べて少なく、基本的には認可保育園への入園を目標に保活する必要がありそうだということが分かりました。
(*横浜市が独自に設けた基準を満たす認可外保育施設。認可保育園に転園の場合は加点1がつく。)
自宅からなんと往復3時間ほどかかってしまうものの、我が家の選択肢の1つとしてあったのは、都内にある職場併設の認可外保育園(小規模)。というのも、横浜市では前年度9月までに認可外保育園に入園すると、4月の選考時に認可外加点として3点がプラスされるのです。
コロナで園見学が中止されており、情報が少ないことに若干不安になりつつも、産休中に参加した職場のプレママ向けセミナーで、実際に職場の保育園に通わせている先輩ママさんが「小規模でなければ、5歳までずっと通わせたいくらい良い園です!」と力を込めてお勧めしていたのを思い出し、加点を付けるためにもひとまず申請することにしました。
筆者の場合は職場に認可外保育園があったため、その他の区外認可外保育園や横浜保育室のリサーチは行いませんでしたが、もし認可以外の選択肢を検討されるのであれば、この時期までには調べておく(場合によっては申し込みまでする)必要があるかと思います。
色々検討した結果、Aランク加点なしの我が家が今後選択できそうなプランは以下の3つでした。
【プランA】職場の認可外に入れて加点を付け、1歳4月認可入園にAランク加点3で臨む
【プランB】現在空きがある小規模保育園に入れて加点を付け、1歳4月認可入園にAランク加点1で臨む*
【プランC】特に何もせず、Aランク加点なしで臨む
(*2歳クラスまでの小規模保育から5歳クラスまでの認可保育園に転園の場合は加点1)
これらのプランを基に、近隣の認可保育園に入園できる可能性が果たしてどの程度あるのか、横浜市保育コンシェルジュに相談することにしました。
横浜市は区役所に保育コンシェルジュという専門のスタッフがおり、窓口にいる一般の職員の方よりも、保活に関するより詳しい情報を聞くことができます。とはいえ面談の時間は1回30分しか設けられていないため、短い時間を有効に活用するには、事前に募集要項などの資料を読み込む&質問準備をしていくことが重要なポイントです。
筆者は面談の際に①プランごとの入園可能性 ②自宅近くの認可園の昨年度ボーダーラインを中心に質問しました。
①に関して保育コンシェルジュからは、【プランC】の場合は小規模園や自宅から遠い園も含めて希望の範囲を広げる必要があるが、【プランA】の場合は例年通りの応募状況であれば第一希望園に入園できる確率が高い(戸塚区には認可外保育園が少ないため、加点3はかなり有利)との回答でした。
②のボーダーラインに関しては市のHPなどで公式に公開はしていないのですが、面談で園を絞って聞いたところ教えてもらうことができました。
この面談で得た情報を基に夫と話し合い、負担は大きいものの半年の期間限定と割り切って【プランA】で頑張ろうという結論に至りました。
コロナの影響で見学不可の園もありましたが、7月後半から小規模園含め8園ほど、通えそうな範囲の園見学を申し込みました。大体どの園も子連れOKだったため、実際の通園を想定しやすいよう、娘を抱っこ+徒歩で見学に行くようにしていました。
筆者が見学の際に重視していたポイントは
–通園のしやすさ(ベビーカーを利用することを考慮し、距離だけではなく坂道や階段の有無も含める)
–園の雰囲気(教育重視の園よりは遊び重視で自由な雰囲気の園、先生の雰囲気が合うかどうか)
以上の2点でした。
質問事項もいくつか準備していきましたが、どの園も見学の際に配布される資料に詳しく記載されていることが多かったです。
唯一毎回質問していたのは、「上に兄弟がいる子供で定員が埋まる年がどれくらいあるか」。横浜市は既に上のクラスに兄弟が在園していると、第二子以降の保活でランクの引き上げと加点がされ、兄弟が同園になりやすい仕組みとなっており、定員が少ない園については兄弟児で枠が埋まってしまうことも考えられます。
実際園によっては、兄弟児でも別園になる年もあると回答頂くこともあり、第二子を検討していた筆者は第二子以降の保活のしやすさも含め、希望順位をつける際の判断材料として質問するようにしていました。
また我が家は夫が基本在宅勤務ということもあり、早朝保育・延長保育の時間はあまり気にしていませんでしたが、こちらも園によって大幅に預かり時間が異なるため要注意です。夕食や夕おやつの提供、土日保育がない園も多々あり、利用する可能性が高い場合は細かく確認する必要があるかもしれません。
コロナ影響で見学の際は人数制限を行っている園がほとんどでしたが、同じ日程で参加したママさんとは積極的に情報交換をするようにしていました。「A園は見学予約再開したらしい」、「B園は来年度系列園が数軒先にできるらしい」…など、いち早く情報が得られることも多く、口コミは侮れないなと強く感じました。
近所の子育て支援センターで実際に近隣の保育園に通わせているママを紹介してもらい話を聞くなど、生の声を聞こうと色々な場所に足を伸ばしたのもこの時期です。
9月に娘の認可外保育園入園とともにに職場復帰を果たした筆者ですが、日々バタバタしているうちにあれよあれよと2か月が過ぎ…あっという間に2021年度横浜市認可保育園の申請開始日となっていました。
申請用紙は配布されてすぐ準備に取り掛かり、就労証明書など会社で記入してもらう書類は翌日には郵送しました。保育園や幼稚園の申し込み時期は対応件数が多くなることから、通常より1週間ほど会社からの返送が遅くなる可能性が高いそうです。夫の就労証明書はなぜか毎回不備があり、2度再送になったので、早めに郵送しておいて本当に良かったなと思いました。
重ねて、書類に不備がないか内容を全てダブルチェックしてもらうため、保育コンシェルジュの2回目の面談予約を取りました。筆者は復職後の就労月が少なかったため、休職前の就労日数を追記して就労実績を多くした方が良いとアドバイスを受けました。こちらは募集要項には記載がなく、面談でチェックしてもらわなければ気づかない点だったと思います。
たまに書類不備で加点やランクが変わってしまったがために、認可に受からなかったという話を聞くことがありますが、実際筆者の周りにも書類不備で加点がカウントされておらず、1次で保留となってしまったママさんがいらっしゃいました。(書類を追加で提出したのが功を奏したのか、2次でなんとか希望園に決まったようですが……。聞いている筆者がヒヤヒヤしてしまいました)
心配のタネを増やさないためにも、申請書類は早めの準備&可能であれば直接保育コンシェルジュに提出前のダブルチェックをしてもらいましょう!
最終的に筆者が申請したのは小規模保育1園を含む6園でした。その中でも第一希望としていたのはエリアで1・2を争う人気の認可園だったため、1次申請の結果が出るまではドキドキ、ソワソワ……。周りからも「あの園に第一子で1歳児クラスに4月入園できた人はほとんど聞かないよ~」と言われ、本当に大丈夫かな…と何度も心配になりました。
1月末に届いた1次申請結果は、緊張のあまり夫に立ち会ってもらいながら開封しました(笑)通知には第一希望園の名前が……!!長い保活の頑張りが無事報われた瞬間でした。
断乳も完了していない10か月の娘を認可外保育園に初めて預けた日。娘の泣き声を聞きながら、後ろ髪をひかれる思いで保育園のエントランスを後にしたのが思い出されます。
そんな複雑な気持ちの筆者を励ますかのように、日がたつにつれ娘はどんどん保育園に慣れニコニコと通園するようになり、今では初めての場所でも物おじせず、人見知りも全くしない、何でもよく食べどこでも寝るパワフルな1歳児となりました(笑)半年間、娘の成長を見守り、サポートして下さった先生方には本当に感謝の言葉しかありません……。4月からは認可園での新しい生活が始まりますが、彼女ならきっとすぐ慣れていくことでしょう。
1歳児を抱えて往復3時間の通勤は過酷でしたが、幸か不幸か、コロナ影響により実際の出勤日数は予想していたよりかなり少なかったこと、また手ぶら保育園(おむつ準備や服の洗濯など、全て園内で行ってくれるサービス)且つ夕食提供が充実していたため、親の日々の負担は送迎のみで済み、何とか半年間乗り切ることができました。
加えて企業内保育所だったことから、会社都合で休みとなった分の保育料が減免され、実際にトータルでかかった保育料が予想の半分ほどとなったことも嬉しいポイントでした。
認可外保育園は園により料金もサービスも様々ですが、認可園より料金が安かったり、上記のような手厚いサービスが充実している園もあり、しっかり選べばメリットも沢山あるんだなと感じました。
振り返ってみると、認可外保育園入園という選択も含め、今回の保活には相当力を入れましたし、大変だったなというのが正直な感想です。
しかしながら、今後の数年間、娘にとって良い保育環境を選ぶことができたこと、8月に出産予定の第二子の保活が各段に楽になる*だろうことを考えると、今回頑張って第一希望園入園を目指して良かったと思っています。
(*横浜市では認可園入園後に産休育休取得した場合、継続して通園が可能。)
繰り返しにはなりますが、ここで私が学んだ保活の4か条を振り返ります!
①募集要項はしっかり読み込むべし
②保活コンシェルジュは効果的に利用すべし
③申請用紙は提出前に必ず添削してもらうべし
④保活は情報戦!は真。ママ友との輪を広げるべし
特に④は、ネットでは手に入れることのできない最新の情報や、実際の園の雰囲気、既に保活を成功させた先輩ママのリアルな声を知るという点で、保活の命運を左右する最も重要なポイントと言っても過言ではありません。
子育ての悩みを気軽に相談できるママ友が近くにいたらいいな……
保活・転園をしたいけど、どんな幼稚園や保育園があるんだろう……
妊娠中、他のプレママともっと知り合いたいな……
育休が終わった後の、復職やキャリアと育児の両立について話したい……
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子育ての悩みや、ママの趣味など、興味のあるトピック別に色々なママ友と気軽に会話してみましょう。
他にも保活に便利な、自宅近くの保育園や幼稚園の検索機能があります。
さらに保育園の見学ノートをシェアすることで、保活中の他のママと情報交換することができます。
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