皆さま、こんにちは。Fiikaインターンのわたなべです。
今回は『ワーママの切迫早産体験談』というテーマで、Fiikaインターン2名の体験談を前半・後半に分けてご紹介します。
前半は現在第2子産休中の筆者のエピソードをお送りします。
2020年9月に復職し、1歳7ヶ月の娘を持つワーママの筆者。2021年8月に第二子を出産予定です。
第一子の出産前は地方勤務だったこともあり、妊娠6か月ごろから早めに産休を取得して地元に里帰りをしていました。今回の第二子妊娠に関しては、育休明けから1年未満ということもあり、ギリギリまで働かなければ!と意気込んでいました。
しかし妊娠21週の検診で、担当のお医者さんから「切迫早産気味。お腹が張っていて子宮頸管が少し短くなってきているので要注意です。仕事や家事などできるだけ負担を減らして、横になる時間を増やしてくださいね」との指摘が……。
第一子の妊娠中期は体調に何も問題なく、産休期間をエンジョイしていた筆者にとって、今回の切迫早産の診断はまさに青天の霹靂!!そもそも切迫早産になったら仕事はどうするの? どうやって過ごせばいいの? という疑問でいっぱいの状態からスタートしました。
日本産科婦人科学会によると、切迫早産とは早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のことを指します。
具体的には子宮収縮(おなかのはりや痛み)が規則的かつ頻繁におこり、子宮口が開き、赤ちゃんが出てきそうな状態です。破水が先、または同時に起きることもあるようです。
治療としては、張り止め(子宮収縮抑制薬)を使用したり、切迫早産の原因の一つである細菌感染がある場合は抗菌薬を使用することもあります。強い子宮収縮がある場合は、入院して張り止めの点滴治療を行います。また、症状がなく子宮口が開きやすい状態(子宮頚管無力症)の場合は、状況により頸管を縛る手術をすることもあります。
これまでの妊娠で早産になったことのあるママ、子宮頚部の病気(子宮頸がんや異形成など)により子宮頚部を切り取る手術を受けたママ、多胎や細菌性膣炎の方は早産になりやすいといわれています。妊娠中の超音波検査で、子宮の出口(子宮頚管)が短くなっていると診断された方は早産に注意が必要です。
筆者は前回の妊娠でも切迫早産と診断されたことはなく、上記に該当する項目もなかったこと、また症状も軽かったことから、張り止めの処方はなく安静指示のみ、仕事も勤務時間を減らす・立ち仕事を避けるなどできれば可能という診断でした。
復職後は時短勤務(7時間)を利用&コロナ影響により出勤回数は通常より少ない状況の筆者でしたが、現場業務(接客)のため、どうしても立ち仕事は避けられません。
そのため、まずは上長に診断内容を伝え、ポジション変更などが可能か相談することにしました。しかし、緊急事態宣言下とはいえGWの繁忙期に立ち仕事を完全に回避するのは難しいということが分かり、当初の予定を変更して早めに休職することを決めました。
休職にあたって、必要だった手続きは主に2つありました。
今回は切迫早産の診断があったため、傷病休暇を取得することができました。
傷病休暇中は傷病手当金を受給することができます。傷病手当金がもらえる期間は、連続して休んだ3日間(待機期間)の翌日から最長1年6カ月間で、月収の3分の2が取得できます(全国健康保険協会「協会けんぽ」より)
申請の際は会社経由で「傷病手当金支給申請書」を取得・申請する必要があります。加入している健保によって条件が異なる場合もあるので、まずは会社の人事・労務担当者に確認してみましょう。
産休までは有給→傷病休暇を取得という流れでした。
長期の有給取得に際しては、傷病事由ということで母子健康管理指導事項連絡カードを産院で記入して頂きました。このカードは切迫早産以外にも、つわりや体調不良などで、通勤緩和や休憩に関する変更が必要な場合にも使うことができます。
傷病休暇取得にあたっては診断書の提出が必ず必要だったため、事前に産院に内容や日付を指定して発行してもらいました。
診断書は母子健康管理指導事項連絡カードと異なり、料金がかかる&発行までに少し時間がかかることがほとんどなので、検診日に受け取れるよう電話で事前に発行のお願いをしておくのがおススメです!
そんなこんなで予定より2か月半以上も早く休暇取得&安静生活となった筆者ですが、何よりも困ったのは日々の生活、特に1歳半の娘のお世話です。一人で歩くようになったとはいえ、まだまだ抱っこをせがまれることも多く、手がかかる1歳児……。
幸い4月から近所の認可保育園に転園できたこともあり、日中のお世話は必要がなくなったため、以下の3つのことを工夫して日々生活しています。
夫は完全在宅勤務のため、朝晩の保育園の送り迎え、日々の買い出し(数日に1回)、毎日のお風呂のケアや洗い物を中心にお願いしています。土日は積極的に掃除をしたり、娘を遊びに連れ出してくれるので助かっています。
我が家は、食材はパルシステム、おむつやおしりふきなど嵩張るものはAmazonを積極的に利用するようにしています。それほど利用はしていませんがこれを機に、イオンネットスーパーやコープも登録しました。
立って家事をする時間を極力減らすため、食事(とくに昼食)は簡単調理の麺類や冷凍野菜を活用しています。また時短レシピやレンチンでできるレシピを以前より参考にするようになりました。
記事を執筆している今は、5月下旬。筆者は先日やっと妊娠後期を迎えました。
仕事を休んだり、日々安静に努めた結果、おなかの張りはだいぶおさまってきましたが、動けないからか体重が一気に増えてしまい、妊娠25週頃に体重指導が入ることに……。助産師さんからは、運動はできないのでとにかく食事の内容と量に気を付けて!!とアドバイスを受けました。
そのため、毎食の糖質を減らす(麺類は糖質0のものに置き換え、夕飯は炭水化物なし)、間食を控える(どうしても食べたい時は、ロカボスイーツと、温かいお茶かカフェインレスコーヒーをチョイス)ようにしたところ、27週の検診では前回から-0.5㎏!なんとか体重増加を食い止めることができました。
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妊娠後期はさらに体重が増えやすくなりますが、まだしばらく運動は控える必要があります。出産まではこの調子で食事に気を付けつつ、正産期までがんばるぞ~!と意気込む筆者なのでした。
筆者が体験したように切迫早産は自覚症状がない分、急な診断となることも多く、働くママは「どうすればいいんだろう?」と困ってしまうこともあるかと思います。特に上に兄弟姉妹がいる場合はお世話もあり、なかなか安静にすることも難しいなと感じています。
筆者の場合は、早い段階で職場に妊娠を報告していたこと、また産休に関する面談や提出書類の確認について、早めに上長と相談していたこともあり、急遽休暇取得となってもスムーズに対応して頂くことができました。
今回のように妊娠期間は何があるか分からないので、様々なパターンを想定して、常に上長とコンタクトを取れるような体制づくりが大切だなと思いました。
また、いざというときのためにファミサポや、家事支援サービスなど事前に登録しておくと安心だなと感じました。
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