子どもとの初めての海外旅行、2日目に向かったのはシンガポール動物園。12月は雨季にもかかわらず今日も快晴。滞在していたFour Points by Sheratonでロビーでサービスされたコーヒーとクロワッサンをつまみつつ、Grabを使って現地に向かった。
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東京に遊びに来ていた時に出会い、三年半ぶりの再会。Facebookでは繋がっていて近況を目にしてはいたが、再会は嬉しい。平日の朝早くから動物園に来てくれるなんて、感謝しかない。
友人が動物園に勤めているということで、動物園チケットの割引を手配してもらい入場。まずはオランウータンと朝ごはんが食べられる!という朝食会場に向かった。朝食値段は大人1人 S$ 35、6〜12歳までの子どもはS$ 25となっている。「(ホーカーでは)S$10あれば、1日3食食べられる」国でかなり強気な値段設定。
この写真をみるとオランウータンと戯れながら朝食を食べたい!子どもが喜びそう!オランウータンがテーブルに乗ったり、りんごを取られたりしたらどうしよう!と思うなどしたが……
実際はこんな風景。オラウータンはお行儀良く朝食。人間の客席に侵入するようなことはない。
客席最前列からオラウータンの席まではすぐそこ。朝食のクオリティはそこそこ。いろんな種類はあるけれども、普通。一方ですごいと思ったのは、国が運営している観光ビジネスが国家を支える財源になっていること。動物園の規模は大きく、いまだ拡大中。そんな動物園のカスタマーマネジャーを勤める知人に話を聞きながら動物園を廻れたのは幸運だった。
さすがカスタマーマネジャーを勤める知人。プランニングに余念がない。9:30~10:15までオラウータンブレックファストを楽しんだ後は、10:30からアシカショー、11:30から象の餌やりなど見所をテンポよく案内してくれた。動物園サイトにてショーの予定をチェックしておくと行程がスムーズだ。
アシカショーでは英語などわからなくても、愛くるしいアシカのとりこになる。最前列はかなり水が飛んでくるのでレインコートで防水するか、濡れたら拭けるようにタオルがあると便利。
シンガポール動物園のすごいところは、オリがないために遮るものなく動物が見れる点だ。ゾウスペースと閲覧スペースの間には水が張ってあり、こちらにはこれない仕組みになっているという。
トラも掘り越しに、すぐそこ。
3年来の知人とその友人で動物園で働く30代半ば男性は赤十字の活動で出会ったそう。ボランティア活動にもかかわらず、情熱を注ぐ二人は勤勉。会話のふしぶしから知性が滲み出る。
シンガポールは動物園などの観光地は国によって運営されている。動物園ポジションには1カ月ほど前に移ってきたということで、その前はセントーサ島の保守関連の職務についていたそう。シンガポール動物園では、動物学(”zoology”という単語初めて聞いた)を勉強したスタッフが要職についている。シンガポール人だけでなく欧州、オーストラリアなど様々な地域のプロフェショナルをリクルートして魅力的な動物園を作ろうとしているとのこと。
話しながら園内を歩いている時には娘が何を見たいかを気にしつつ、園内で行われるパフォーマンス時間に合わせて行程を組み、さらに園内でのメンテナンス状況を確認して草を刈る刃物が道端に出ているのを現場の人に直させ、その場で別の部署に電話連絡して改善要請をしていた。入場料は高いけど、お金を払うにふさわしいサービスを追求していると感じた。
広大な園内の草刈りや園庭作りに携わっているのは色の濃い人が多かった。シンガポール国内の金融街ではパリッとスーツを着こなした中国系の華僑が多く、建設現場や庭の手入れなどをしているのはインド系の人が多いそうだ。そんなことを現地に住む人に聞きながら動物園を歩きつつ、子どもは動物が見る特等席を見て大興奮。
雨季なのに雨が降る気配もなく、気温が30度くらいの中を2時間ほど歩いていると水浴びしたくなってきた。大人は水着を持ってこなかったが子どものは持ってきてよかったと思える想像以上に楽しいスペースを発見。
子守を名目にアイス片手に(落とさないように気をつけつつ)膝まで水に入るのはとても心地が良い。娘はいつまででも水遊びをしたかったようだがフラフラして眠そうなので、帰路に着くことにした。タクシーに乗ると程なくして昼寝。
もうすぐ2歳の娘と実際にシンガポール動物園に訪問して、持って来ればよかった!と思ったものをシェアします。
・タオル、虫除けと虫刺されの薬
動物園内は虫が多くたくさん蚊に刺されました。園内で虫除けパッチやタイガーバーむを買うことは可能です
・水着、水着用のおむつ
おむつは必要であるとの記載は見当たらなかったがあると安心
・レインコート
スコールが降った時、またアシカショーで水には濡れたくないけど最前列でアシカを見たい人におすすめ
同日、この後インターナショナルスクールの見学&ムスタファセンターに行きました。続きは別記事にて。
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