fiikaアプリ運営に携わったボランティアママさんの体験談です。
2022年12月~2023年2月までの3か月間、広報スタッフとしてお世話になりました。
ボランティアのbefore & afterの気持ちの変化を本音で書かせていただきます。
2022年11月、ボランティア活動をするかどうかを迷っていた時が、不安MAXでした。
before 。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+
~不安MAX期~
【育休環境】
2人目の育休(長女7才、次女0才5か月)で、7年ぶりの赤ちゃん育児は「可愛い」しかない。
日中は、カフェ巡りをして、趣味のインスタ投稿をしたり、家の片付けをしたり。
毎日、落ち着いており、消費者としての楽しみはあったものの、常に復帰後のキャリアの不安がモヤモヤしていた。
【当時の私】
①キャリア迷子(復職、不安しかない。復職後、どんなキャリアを積みたいか、霧の中。)
②マミーブレイン(言葉が出てこない。仕事どころかボランティアもできるかどうか。)
③視野極狭(家族の健康と自分が住んでいる地域の天気予報、小学校の娘の時間割しか興味ない。)
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カフェ巡りしてノンストレスで過ごせる毎日も、もうしばらくないだろうし、育休中は子どもをいろんなところに連れていって遊ばせてあげたいし、ボランティアしても、役に立てるか分からないし、仕事みたいなボランティアなんてしないで、有料でキャリアカウンセリングとか研修だけ受けて、キャリアの不安にはお茶を濁そうかな~と考えていた。
でも、1人目の育休で友達になったママ友さんが、同時タイミングでボランティアすることを決定し、気持ちが揺らぐ。
ボランティアを仲介してくれた「ママノバ」さんで、ボランティアすること自体を迷っていると相談したところ「〇〇さんは、実践で納得していくタイプだと思うので、研修とかカウンセリングとかっていう座学よりボランティアした方がいいと思う」とずばっと言っていただいたこともあり、ママ友と一緒に、ボランティアを楽しもうと決めた。
動画制作に興味があり、他社でのボランティアを検討していたが、ママノバさんから「クレヨンさんが合うと思う」と推薦していただき興味が湧いた。
応募前に、ネットで調べられることは調べつくした結果、ボランティアした方の体験談が一番生き生きしていて、
「孤育て」の社会解決を目指すというパーパスにも共感でき、専門である広報のスキルも活かせそうだと思ったので、ボランティアに応募した。
(ママ友、マッチング、アプリ、という響きからは、なんとなく怖いイメージを抱いていたが、そこはママノバさんが紹介してくださっているし、たくさんのボランティアの先輩もいらっしゃるから大丈夫なはず、と「えいやっ」という気分だった。)
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広報全般
◇ ユーザーインタビュー実施
◇ タグライン作成
◇ ブランドメッセージ動画制作
◇ インスタデザイン作成・投稿
◇ インスタライブ実施
◇ プレスリリースの作成
→週に1回のミーティングで進捗報告・今後の相談
想像以上に多岐にわたり、自由に活動させていただいた。
開発者の森屋ご夫婦は、ボランティアの意志を尊重してくれ、エンカレッジ&サポートしてくださるため、あれもこれもやってみたいなという気持ちが自然と湧いてきて、自主的に時間をつくり、活動することができた。
(結果的に、私の場合は、カフェ巡りや子育て広場で娘を遊ばせるなど、自分と家族がやりたい事の予定は最優先し、削らなかった。娘のお昼寝の時間と、1週間に1度、授乳で早起きした日の朝時間をボランティア活動時間に充てることで、無理なく活動時間が捻出できた)
after 。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+
~自信が湧いて、育児もますます楽しくなった復帰前期~
【いまの私】
①キャリア → ボランティアを通じて、好きだったことを思い出した。進むべき方向性がわかり、あとは進むだけ。
②人との会話 → 怖くなくなった。専門用語も出てくるようになった。
③視野 → 社会の出来事に関心が持てるようになった。新聞・ニュースに目を通すようになった。
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ボランティアとはいえ、自分の情熱を注ぎ、実力を試させてもらう場「fiika」を提供していただいたことで、
会社を飛び出しても「できたこと」
会社を飛び出すと「できなかったこと」
忘れていたけど「もっとやりたいと思ったこと」
が、自分の中ではっきりして霧が晴れたし、自信が出た。
当初アドバイスいただいたとおり、座学研修は勉強になるものの、長年のキャリアの悩みを解決するには物足りず、キャリアカウンセリングだけだったら空中戦になってしまっただろうと思う。
それに、beforeの不安MAXの時には想像もしていなかったが、ボランティア先では豊かな人の出会いと温かな想いに触れることができ、一生ものだなと思った。
不安で視野が狭くなっている時こそ、新たな場に思い切って飛び出して、周りの人に助けてもらいながら、羽を伸ばしていく経験が必要なんだなと身をもって体験した。
この環境を提供してくださったクレヨンの皆さんに心から感謝しています!
本業に戻っても、今回の経験を、社会課題の解決に活かしていきたいと思っています。